3月18日 歩き遍路〜4日目〜
朝ごはんも母の味ですごく美味しくご飯を山盛りおかわりしてしまいました。写真は不甲斐ながら撮り忘れです。ごちそうさまでした。
本日は朝からルークの明日明後日で徳島市内の宿を予約しました!恐らく徳島で友達と会うのでしょう。本日の宿も教えいざ出発!
すでに何かの桜が咲いていました。
公道から山道に入り15分くらいしたころに、お水を忘れたことに気がつきました。取りに帰るのが億劫だったので前に進んでいると、遠くから声がしました。
すだち館の近所のおじさんです。
なんと山道をかけあがりお茶を持ってきてくださいました。笑顔が素敵なおじさんは少し先の本格登山道まで見送って下さいました。温かい気持ちが溢れました。ありがとうございます。
13番札所大日寺まではほぼ下り坂で途中から公道をひたすら進みます。
山あいを進みます。こんな景色だらけで心が洗われます。
軽快に下っていきます。
風情ある橋です。
マイナスイオンがすごいです。
水もとても澄んでいます。
すだち館から大日寺までは約18kmの道のりです。
約13km地点くらいから、昨日で痛めた足が悲鳴をあげ始めました。
とにかく脛と太ももが痛く前に進むのがやっとのような感じになっていきます。
休憩所発見!
コーヒーのお接待と。
みかんのお接待がありました。
ついでにお昼ご飯です。
すだち館でいただいたお弁当には大きいおにぎりが2つ入っていました。シャケと梅干し、最高の組み合わせです。これを食べて疲れが一気に吹き飛びました。
挨拶をしたらおじさんにいただきました。有難いです。
足の痛みにも慣れてきたころに大日寺へ到着。
13番大日寺
ここからはトントン拍子にことが運びますが、雨が結構な勢いで降ってきました。
14番常楽寺
15番国分寺
しかしやはり足は痛いです。雨も強さを増して、自虐の時間が始まります。イライラも増してきます。顔をあげたり下を向いたりするので道を間違えたりしましたがなんとか16番に到着。
16番観音寺
ここから無心の時間に入ります。ここでハッと気づきます。辛い時こそ笑顔で挨拶だと。疲れていたり忙しかったりすると、普段の何気ないことにもイライラします。歩いていると特になります。それではダメなのです。人の気持ちを変えるのはイライラや威圧的な態度ではない。笑顔なのです。辛い時こそ笑顔だと悟りました。そうすると不思議と足も楽になりました。エンペラータイム突入です。
17番井戸寺
到着して気が抜けたのか、足がほとんど動かなくなりました。なんとか参拝をすませましたが、雨も酷くなりルークと話していた宿に戻れそうになく、井戸寺通夜堂(無料)で泊まらせていただくことになりました。写真を撮るのを忘れましたが、寺の写真の左上の本堂の右側に少し見えている建物です。2畳半一間で先に台湾の方がいました。
名前はワンさん。25歳で自転車で日本を一周しているそうです。独学で学んだ日本語は非常に上手くヒアリングに関しては申し分なかったです。絵が趣味だそうで一ついただきました。
…ハワイの山だそうです。
非常に味があります。ありがとうございます。
将来の夢や希望、色んな話をしました。
ルークは無事辿り着けただろうか…善根宿に電話しても誰も出ません。モヤモヤしながら床につきました。