上を向いて

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4月18日 歩き遍路〜35日目〜

いつものように5時20分に目が覚めました。目覚まし10分前に起きる体になりました。なんだか生活リズムは規則正しく健康的になったと思います。今日がいよいよ最終日です。

 
f:id:naruyat22:20160419180626j:image朝一、女将さんがお接待にお雑煮を下さいました。五臓六腑にしみ渡りました。有難うございました。
f:id:naruyat22:20160419180738j:image宿泊した宿です。素泊まり3500円だったのですが、お接待に500円下さいました。本当に気さくで暖かみがあり嫌みのない女将さんです。客が途絶えない理由がわかりました。本当に有難うございました。
f:id:naruyat22:20160419180920j:image後12.6kmでこの旅も一旦フィナーレを迎えます。なんだか複雑な気分です。
f:id:naruyat22:20160419181115j:imageこういうものがある事さえも知りませんでした。歩かないと見えないものはたくさんあります。
f:id:naruyat22:20160419181301j:image側道の旧道を通ります。初めての風景で長尾ではないみたいです。
f:id:naruyat22:20160419181402j:image前山ダムです。ゆっくり眺めたのは初めてかもしれません。
f:id:naruyat22:20160419181447j:imageお遍路交流サロンです。こちらが9時会館なのでそれに合わせて遅めに宿を出ました。こちらでは遍路の色々な展示物があり歩き遍路であれば歩き遍路大使の任命書を無料で発行して頂けます。
f:id:naruyat22:20160419181836j:imageちなみにこれが証書です。なんだか嬉しいです。
f:id:naruyat22:20160419181906j:imageバッジも下さいます。あとDVDも頂きました。道も丁寧に教えて下さり、お茶とゆで卵も頂きました。有難うございました。
f:id:naruyat22:20160419182001j:image竹の子です。竹の子天ぷら食べたいなぁと思いました。
f:id:naruyat22:20160419182149j:imageそのまま国道をしばらく歩き女体山へ続く遍路道に入っていきます。
f:id:naruyat22:20160419182313j:image昼寝城です。通勤の際、いつも存在は気になっていました。
f:id:naruyat22:20160419182402j:image登り坂が続きます。雨が降ったり止んだりしています。
f:id:naruyat22:20160419182454j:image昼寝城に続く道がありました。結構な山道でした。すごく気になりますが次回の楽しみにとっておきます。
f:id:naruyat22:20160419182607j:imageまぁまぁ急な登り坂が続きます。地味にしんどいです。
f:id:naruyat22:20160419182713j:image女体山へ近くなってきました。
f:id:naruyat22:20160419182801j:imageこういうものにも興味が湧いていました。最初はスルーしていたのに不思議なものです。
f:id:naruyat22:20160419182845j:imageついに登山口です。最後の山越えです。気合が入ります。
f:id:naruyat22:20160419182914j:imageここまで左肩にハエがお供してくれていました。約30分は一緒でした。居心地が良かったのでしょう。もしかして弘法大師空海…もしかしたらそうかもしれません笑。
f:id:naruyat22:20160419183047j:image見慣れた山道が続きます。なんだか少しウルっときました。
f:id:naruyat22:20160419183201j:image標高を上げていきます。意外と高いのです。頂上は標高770mほどあります。
f:id:naruyat22:20160419183302j:image足場が悪いところはこうやって補強されたりしています。
f:id:naruyat22:20160419183331j:imageなかなか登ってきました。標高450mくらいでしょうか。
f:id:naruyat22:20160419183410j:image急な階段が続きます。雨が本降りではなくて本当に良かったと思います。
f:id:naruyat22:20160419183505j:imageん?なんだか道がなくなりました。行き止まりでしょうか。標識もありません。
f:id:naruyat22:20160419183543j:imageなんだか登れそうです。恐らくここを登るのでしょう。手と足を駆使し登ります。ザックの重みが怖いです。この旅初めて死の恐れを感じました。
f:id:naruyat22:20160419183703j:image岩場を登ると何やら頂上っぽい感じです。ホッとしました。ここも危ないです。大雨の日は間違いなく違うルートを選択しなければならないと思いました。
f:id:naruyat22:20160419183826j:imageなんだか色々な石碑がありました。
f:id:naruyat22:20160419183855j:imageお!
f:id:naruyat22:20160419183912j:image頂上です。眺めが壮大です。そして寒いです。が、爽快感があります。
f:id:naruyat22:20160419184213j:image女体山…なかなかのネーミングです。
f:id:naruyat22:20160419184256j:imageここからは大窪寺まで下りの道になります。
f:id:naruyat22:20160419184326j:imageついに結願の道標が…。
f:id:naruyat22:20160419184404j:image込み上げてくるものがあります。
f:id:naruyat22:20160419184433j:imageそして下もなかなか急です。大雨の場合は細心の注意が必要です。
f:id:naruyat22:20160419184513j:image奥に八十八庵の駐車場が見えます。もうゴールはすぐそこです。
f:id:naruyat22:20160419184617j:image大窪寺の境内が見えました。到着です。
f:id:naruyat22:20160419184655j:image女体山越えルートだと大窪寺の裏から境内に入るので一旦山門の外に出ます。八十八庵が見えます。
 
ついに到着しました。最後のお経を唱えます。団体さんが大きな声で詠まれていましたが、気になりません。不思議と集中しています。ビシッと決まりました。
 
f:id:naruyat22:20160419185134j:image八十八庵に到着しました。いつもの温かい笑顔、雰囲気がそこにはありました。オリーブ牛入り打ち込みうどん、こちらも五臓六腑に染み渡りました。
f:id:naruyat22:20160419185327j:imageそして数々の奥さんの手料理が運ばれてきました。竹の子の天ぷらまであります。全てすごく美味しくペロリと食べてしまいました。個人的に奥さんのポテサラは日本一美味いと思います。
f:id:naruyat22:20160419190259j:imageコーヒーも頂き、その後に生を頂きました。久しぶりの生に感動を覚えました。
f:id:naruyat22:20160419213335j:image金剛杖もすり減りました。この杖も私の足をカバーしてくれました。有難うございました。
 
もうお終いかという思いが強いです。明日からは歩かなくて良いです。明日の予定を立てる為にあの地図を開くこともありません。
 
 
 
35日間にわたる旅が終わりました。