上を向いて

脱サラ→修業→お遍路→うどん屋開業準備中→開業後のブログ

うどん屋開業へ 2016年7月

ついに焼き鳥屋でのお手伝いが始まりました。配属初日に店内はバタバタ状態。何やら前日に店長がいなくなり、鶏肉を入れていた冷蔵庫の扉を開けっぱなしにしていた模様…もちろん仕込んでいた鶏肉は全て全滅…とにかくバタバタの仕込み、営業が始まってからもバタバタでほぼ覚えてないくらいに時が過ぎ去りました。こんな職場があるのかと思ったほど壮絶でした。

 
その後は週1日だけ休みをいただき、キッチンで焼き場以外のメニューを担当し、15時から夜中1時くらいまでひたすら働きました。冷凍物を一切使わない焼き鳥屋でしたので、大体の部位の下処理や仕込み方法をマスターすることが出来ました。そこで感じたことは、焼き鳥屋の仕込みは非常に手間がかかるということです。ただでさえ大変なのに超繁盛店の仕込みは半端ないんだろうなと思います。

閉店を迎えるにあたり、オーナーの思いやバイト君たちの思いを間で聞いていると、やはりすれ違いは起きています。何事もやはり人間関係、コミュニケーションがもっとも重要なことなんだろうなということを肌で実感出来ました。お互いがお互いを認め合えるそんな環境や状況を作り出すことが大切で、それが自然とお客様にも伝わり集客が出来るようになるのだろうなと思いました。それだけが要因ではないと思いますが、それが出来てそうな職場はとてもいいお店だと感じます。想いは色んな角度から人々に伝わっていくものだと思います。
 
今後、上に立つ人間として、非常に大切なことをこの職場で学ばせていただきました。最初は身と精神が持たないと思っていましたが、今となっては本当にオーナーには感謝です。神様が与えてくれた試練だったのかもしれません。
 
そんなこんなで最終日を迎え、余った食材やお酒で宴会を行い、気持ちよく勤務を終えることが出来ました。焼き鳥屋きっかけの知り合いもでき、人脈の幅も広がりました。津露さん、一ヶ月ちょっとの間でしたが、お手伝いさせていただき、本当に有難うございました。
 
そうそう。物件探しの相棒ができました。
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ジャイアント君です。徒歩に比べ大分行動範囲が広がりました。
 
物件探しを始めて改めて思ったことは、やはり自分の足を使わないといけないということです。いくら不動産担当者にお願いしても、ぶっちゃけ動いてくれるのは最初だけだったりします。もちろん熱心な担当の方もいらっしゃいますが、世に出ていない物件(ネット等に出回っておらずシャッターに貼り紙のみの物件)も多数存在しています。
 
そんな中、一本の電話が入りました。挨拶したっきり連絡がこなかった不動産会社からでした。この度、担当が変わったとのことでお会いしたいというものでした。その方とお会いすることになりました。そして、熱心さに胸を打たれました。頻繁にやり取りをするようになり、その方のご紹介で内覧を5〜6件くらいさせていただいた結果、その内の一つに光る物件を月末に発見しました。7月末日までバイトだったので物件の市場調査は8月に持ち越します。
 
とうとう本格的に動き出す…
そう直感的に感じていました。
 
2016年8月につづく。