2019年を振り返って
明けましておめでとうございます。
旧年中はお世話になりました。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。
さて昨年の振り返りですが、
キーワードはインプットと怪我とコラボ。
インプットでは、
経営塾で経営のノウハウと脳科学を学び、
経営塾では目から鱗な学びがたくさんありました。マーケティングの行い方、新しいビジネスやアイデアの発見方法、脳の活用のさせ方、タイムマネジメントetc...濃い濃い1年でした。
並行して学んでいたNLPですが、こちらも気づきや学びがたくさんありました。まずは自分と向き合うこと、自分を知ること、そして他人を理解すること、価値観や信念の考え方etc...今はコーチコース真っ只中で実践的なコーチングノウハウを学んでいます。単純に面白いです。
そんなこんなで、お店がお休みの日はほとんどセミナーに出席したり、毎月2回で東京に日帰りしたりであまりプライベートで休んだ記憶がありません。
そして11月24日の左掌の怪我。
日曜の昼営業の真っ只中、事件は起きました。釜玉をとった丼を厨房内の机に左手で置こうとした時、手が滑ってそのまま手を丼ごと机に叩きつけてしまい、割れた丼の破片が左掌に突き刺さりました。傷口を見た瞬間、営業不可能と判断し、救急車で運ばれました。その際に来ていただいていたお客様、本当に申し訳ありませんでした。その日は日曜ということもあり、次の日に精密検査となりました。結果は腱、神経共に無事でした。不幸中の幸い。本当にホッとしました。靴底が滑りやすくなっていたのと、焦りが招いた怪我でした。今は、筋肉の張りや痛みが少しある程度で徐々に回復へ向かってます。焦ったら傷口を見て落ち着くという良い戒めの傷になりました。
そして約1ヶ月弱の療養期間。走り続けていた自分への神様からのプレゼントだと気持ちを切り替え、普段出来なかったことをたくさんやりました。
そこで一つ気づいたことがあります。
あんまり上手くは言えませんが、
「人は自由である」ということです。
私は今までの行動や仕事を自由な時間を作るために懸命に行なっていました。しかし、怪我をしたとたん、その自由な時間は簡単に訪れました。私は仕事を休むことを決めたのです。決めざるを得ない怪我でもありました。もちろん、その間の収入はゼロでしたが時間はたっぷりとありました。「時間」と「選択し決断すること」は皆平等に与えられています。
そして決断することは何かを捨てるということもよく理解できました。シンプルに言えば、僕は収入を捨てることで時間を得ることが出来ました。
かの有名なスティーブ・ジョブズの名言に、
「最も重要な決定とは、何をするかではなく、何をしないかを決めること」
という言葉があります。
私は様々なことに理由をつけて勝手に不自由だと勘違いしていました。もともと自由だったのです。不自由な決断を自分の狭い価値観や信念の中でしてしまっていたんだなぁと思います。要は考え方で、その決断が自由の上になりたつ決断なのかどうなのかだと思います。なんだか分かりづらいですが、もう少し思考を深め、アウトプット出来ればと思います。
また、療養期間、沢山の方々からDMや励ましのお言葉を頂きました。復帰後も沢山のお客様から励ましの声をいただきました。勇気をいただきましたし、何よりこんなにも愛されているのだなぁと心が温かくなりました。本当にありがとうございました。
「うどん」はと言いますと、確実に自分が思い描く麺に近づいています。そして5年半さぬきの夢と向き合い続けて出た結論もあります。それは自分の力でコントロールすることが不可能なものですが、理想の状態に近づける努力はすることが出来ます。それぞれの粉の表情で、いかにその粉のポテンシャルを自分の理想に近づくように引き出してあげるかが来年の課題です。出汁も精度が上がりました。微調整しながら日々試行錯誤ですが、ひとつのベースが昨年で完成したと思います。あとは更なるブラッシュアップをかけていきたいと思います。
昨年の見出した持論、
"思いがのってる麺はうまい"
昨年の食べ歩きベスト・オブ・ザ・うどんです。しみじみ美味い。店内や店主・奥様の雰囲気、全てが美味いに変わる空間でした。
また、初めてコラボイベントにも挑戦させていただきました。その名も、「this is teuci」
うどん棒大阪本店の十河さんとUdonKyutaroのひろさんとの合同コラボうどんでした。
とり天揚げまくりました。
純粋に楽しかったし、十河さんやひろさんのうどんへの熱い想いを近くで感じることができてとても良い経験になりました。また来年もvol.2を予定しておりますので乞うご期待下さい。
昨年は特に濃い年となりました。
まだまだ盛りだくさん過ぎて書き足りないことが山程ありますがこの辺で。
次回は今年の展望、抱負を備忘録として綴りたいと思います。
2019年、関わっていただいた皆様、
本当にありがとうございました!!!